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アルゼ㈱に対し責任追及をする会」との 民事訴訟 勝訴(最高裁決定)に関する記者会見を開催
 

㈱ミズホ製回胴式遊技機『ゴールドX』の不具合問題におけるアルゼ㈱と「アルゼ㈱に対し責任追及をする会」との
民事訴訟 勝訴(最高裁決定)に関する記者会見を開催

2009/1/29

 平成21年1月22日(木)16時15分より、全日遊連は標記の件に関する記者会見を行いましたので、お知らせ申し上げます。

  本件は、平成15年7月16日に発覚した当該遊技機の不具合問題(サブ基板上のプログラムミス)から生じた、アルゼ㈱側の不適切な対応等に対して、企業責 任を問うために発足された、全国の被害店舗による「アルゼ㈱に対し責任追及をする会(以下「アルゼの会」といいます。)」が起こしました民事訴訟におい て、関東地区及び中部地区の「アルゼの会」から報告を受けました、最高裁決定内容等に関しまして、記者会見を行ったものであります。

開催日時 平成21年1月22日(木)16:15~
開催場所 第一ホテル東京(東京都港区新橋)4階「コスモス」
出 席 者 【マスコミ側】業界紙・誌他マスコミ記者        19名
【主 催 者側】原田 實全日遊連理事長 他事務局  3名
【弁 護 士】加藤興平弁護士(本裁判主任弁護士)

Ⅰ.概 要

(1)関東地区の「アルゼ㈱に対し責任追及をする会」
上告人兼申立人 アルゼ㈱、アルゼマーケディングジャパン㈱
被上告人兼相手方 関東地区の「アルゼ㈱に対し責任追及をする会」所属店舗


決定言渡日 平成20年12月4日
決定内容
[概略]
①上告を棄却する。
②上告審として受理しない。
③上告費用及び申立費用は上告人兼申立人らの負担とする。

(2)中部地区の「アルゼ㈱に対し責任追及をする会」
申立人 アルゼ㈱
相手方 中部地区の「アルゼ㈱に対し責任追及をする会」所属店舗

決定言渡日 平成20年9月16日
決定内容
[概略]
①上告審として受理しない。
②申立費用は申立人の負担とする。

(3)結論
 最高裁判所の決定により、店舗側勝訴の高裁判決が支持されました。また、関東 地区、及び中部地区「アルゼ㈱に対し責任追及をする会」の店舗は、アルゼ㈱から高裁判決により認められた損害賠償等の金員の支払いを受けました。


Ⅱ.記者会見

 会見の冒頭、「アルゼの会」側代理人の加藤興平弁護士から、  判決内容や判決のポイントなどについて説明があり、一連の裁判の感想として 「店舗側が アルゼ㈱の不誠実な対応を許さない、メーカーと店舗との不均衡な商慣習を許さないという強い気持ちを持って最後まで戦い抜き、勝訴判決を勝ち取ったという ことは非常に感慨深い。また、全日遊連が事案発生直後に行ったアルゼ㈱の執行役員との協議や、全国の組合員店舗に対して実施したアンケート調査が証拠とな り、裁判所が『ゴールドX』の欠陥を認定したことなど、全日遊連の全面的な バックアップが本件を勝訴判決に導いたと思う。」と述べられた。続いて、原田 理事長から、「長年、苦しい中、裁判を戦い続けて頂いた関東・中部 地区の『アルゼの会』に心から感謝を申し上げるとともに、全日遊連として、引続き遊技 機の不具合に対するメーカーの対応及び不公正な商慣習について、更なる是正に向けて取り組んでいきたい。」との挨拶があった。

■質疑応答(抜粋)
Q1 最高裁判所の決定後、アルゼ㈱側からの損害賠償金は、いつ頃支払われたのか。
A1(加藤弁護士) 中部地区「アルゼの会」の原告店舗については、昨年9月下旬から10月上旬に、関東地区の「アルゼの会」の原告店舗については、昨年12月中に支払いが完了している。
Q2 最高裁判所は、上訴の申し立てあってから決定を下すまでの期間は定められているのか。
A2(加藤弁護士) 最高裁判所が上訴を受理してから決定を下すまでの期間は、法律で定められてはいない。(昨年の)夏ごろには決定が下されるのではないかと思っていたが、時期が少しずれ込んだ。
Q3 関東地区、及び中部地区の原告店舗数は?
A3(加藤弁護士) 関東地区「アルゼの会」の原告は“1社3店舗”であり、中部地区「アルゼの会」の原告は“1社2店舗”であった。
Q4 今回の最高裁判所の決定は、現在訴訟中の他地区「アルゼの会」原告店舗の訴訟にどのような影響があると思うか?
A4(加藤弁護士) 現 在、当方が担当している一審中の九州地区の訴訟では、関東、及び中部地区と同様の戦術で進めている。今回、最高裁判所の決定が出たことで、九州地区を担当 する裁判官も最高裁の決定内容と同じ考え方で判断すると思われるので、関東、及び中部地区と同様な判決が下るであろうとみている。但し、これまでの裁判経 緯を考えると、アルゼ㈱は話合いに応じる姿勢が無く、九州地区においても、控訴、上訴が行われることが予想されるので、早期決着を図るのは難しいと考えて いる。
Q5 現在、訴訟中の他地区「アルゼの会」の原告店舗の(裁判の)進捗状況はどうなっているのか?
A5(加藤弁護士) 九州地区については、店舗数が16社39店舗と多く、現在、一審(の裁判)において、主張、立証、反論、及び証拠調べをしている段階である。一審の判決が出るまでは、まだしばらくは時間がかかると思う。
また、近畿地区については、5社5店舗で、一審の訴訟を行っている。但し、本訴訟の代理人を勤めてはいないが、近畿地区の代理人から、協力要請があり、当 方が担当している地区の二審(東京高等裁判所)の判決などの情報交換を行っている。
Q6 『ゴールドⅩ』問題発生後に発足した「アルゼの会」は全国で9地区であったはずだが、5地区の「アルゼの会」の原告店舗による訴訟であるが、その他の地区が訴訟提起を行わなかった理由は?
A6(加藤弁護士) 『ゴールドⅩ』の不具合(欠陥)が認知された時点で、地区によっては、当該遊技機が未設置、又は未契約の状態であり、損害が生じていないため、当該地区の店舗は訴訟提起を起こしていない。

1月22日(木)開催
アルゼ㈱と「アルゼ㈱に対し責任追求する会」との民事訴訟(最高裁決定)等に関する記者会見 写真

●全日遊連 原田 實 理事長

●加藤 興平 弁護士

●記者会見の模様

Ⅲ.二審判決内容(概要)

(1)関東地区「アルゼの会」原告(被控訴人)

判決言渡日 平成20年4月24日
判決内容
[概略]
①アルゼ㈱に債務不履行に基づく損害賠償責任が認められた。
②休業損害、運送費用、保管費用、検定費用、広告宣伝費、及び変更承認申請費用について各相当額の損害が認められた。
③被控訴人が、アルゼ㈱に下取りに出した中古機ミリオンゴッドの代金支払請求が認められた。
判決のポイント
ア ルゼ㈱がホール側に対して提案した「従業員がゴールドXを監視して遊技客に特定の打ち方をさせない」「液晶画面にシールを貼ってセット打法をできなくす る」といった対策は、遊技客に不快感を与えたり遊技客を困惑させ、あるいは遊技客との間で無用の摩擦を招くなどしてホール側の営業に支障を生じさせる可能 性が高く、対策としては不十分である、と裁判所が認めた。

(2)中部地区「アルゼ会」原告(被控訴人)

判決言渡日 平成20年4月24日
判決内容
[概略]
①アルゼ㈱に債務不履行に基づく損害賠償責任が認められた。
②休業損害、運送費用、検定費用、及び変更承認申請費用について各相当額の損害が認められた。
判決のポイント
ア ルゼ㈱が提案した「ホール従業員が遊技客に対して押し順を告知する」という対策は、押し順そのものを物理的に制約することができないため、特定遊技方法を 防止する対策としては不十分であること、また「液晶画面へのシールの貼付」によって液晶画面に表示される映像を隠すことで、遊技機の面白みや娯楽性を大幅 に減殺させてしまい、その結果営業用のパチスロ機として有すべき性能を欠いてしまい、債務の本旨に従った履行とは認められないこと、加えてアルゼ㈱から、 代替機や改良機「ゴールドXR」を廉価で提案したことが債務履行に当たるとのアルゼ㈱の主張も債務の本旨に従った履行ではないこと、と裁判所が認めた。


Ⅳ.最後に

 以上が、二地区の被控訴人が所属する「アルゼ㈱に対し責任追及をする会」から報告を受けた最高裁の決定内容であります。
 二地区の被控訴人の最高裁決定は、上告棄却、上告審として受理をしないという、二審判決を支持(双方ともアルゼ㈱側の過失を認め、売買契約に基づく、債務不履行 により生じた賠償の支払いを命じる内容)するものでありました。
 従いまして、全日遊連としては、全国の組合員店舗にとって、今後、このような不具合を発生させた遊技機等の事案における問題解決のための有効な(最高裁)判例を勝ち得たと考えております。

 また、最後に全日遊連は、現在、裁判を継続されている各地区の「アルゼ㈱に対し責任追及をする会」の原告の方々に対して、引続き可能な限りの支援を行っていく所存であります。

※なお、詳細につきましては、以下のプレスリリース(PDF)をご覧ください。


 
    
プレスリリースpdfファイル(press_r.pdf/31K)




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